水槽スタートとバクテリアとろ材のお話

観賞魚を飼育するのに欠かせなのがろ材とバクテリアです。
ろ材とは??ですが固形物に小さな穴がありその穴にバクテリアが住み着ける物質です。

私どもが商業施設等でメンテナンス作業してると興味津々に作業を眺めて質問されることが多いのが『お魚買ってきてもすぐに死んじゃう。。。』『水がすぐに濁っちゃう。。。』です。
お魚がすぐに死んでしまうのは元気なお魚を購入できなかったや病気で死んでしまったお魚の居た水槽にすぐに購入して追加してしまうなどが主な原因かと思われます。
水がすぐに濁ってしまう原因としてはなんらかの事情によりバクテリアが弱っているとも考えられます。バクテリアが弱ってると糞や餌などの分解能力も下がり濁りの原因となりますね。
上記の様な質問を受けられた方々にいつもお話させていただくのは『観賞魚を飼育する=いいバクテリアを飼育する』とご説明してます。
いいバクテリアを増やす→観賞魚がいい環境で飼育できるとなります。
バクテリアはろ材の入った水槽で水を循環させておけば徐々に増えていきます。
あえての話となりますがバクテリアは底砂利などにも住み着きますのでろ材がなくてもお魚が飼育できる環境はできますがバクテリアは多くて損はありませんのでろ材使用をお勧めします。
ここで重要なのは水槽をセットしたからと言ってお魚を購入してきてはNGです。
なんにも生物がいない水槽は寂しく早く観賞魚を見たいとは思いますが最低でも10日~2週間は水を循環させておいて丈夫なお魚を数匹から飼育を始めると良いかと思います。
水槽を完全に最初からスタートする初心者の方には様々なメーカーからバクテリアが販売されてますのでそちらを使うと便利かと思いますが・・・結局すぐに大量のお魚を飼育すると失敗の可能性大です。
やはり数日してから少しづつお魚をいれていくのが良いかと思います。

ろ材も淡水魚用・海水魚用・淡海水用などこちらも様々なメーカーから販売されており価格も様々です。金魚屋でも様々なろ材を使用してきましたが一番安定してオススメなのはエーハイム社のサブストラットシリーズです。サイズも様々有りネットを使用するとメンテナンスもしやすいので基本的にはサブストラットを使用しております。

しっかり定期的なメンテナンスを心がけて綺麗な水槽を維持できるように頑張りましょう。

 

 

 

 

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